緑内障とは
緑内障は何らかの原因で視神経が障害され視野が狭くなる病気です。眼圧の上昇がその原因の1つといわれています。
無治療のまま放置すると、視神経がダメージを受け、徐々に視野が狭くなり、最終的に失明してしまいます。
そのため、早期発見と早期治療が重要となります。早めに治療を受けるためにも、少しでも違和感を感じたら、すぐに検査を受けるようにしましょう。
緑内障の検査
これらの検査を行い、緑内障の症状の有無や進行具合を測定します。
緑内障の治療
点眼治療、レーザー治療、手術治療などで、主に「眼圧を下げる」治療を行います。多くの場合、点眼治療で十分効果を得ることができます。しかし、それでも対応できない場合のみ、レーザー治療や手術治療を行います。当院では、患者さんの負担の少ない「SLT」によるレーザー治療を導入しています。
新しいレーザー治療法「SLT」
近年、緑内障に対する新しい治療法「SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)」が登場しました。
必要な部分だけにレーザーを当てることができるようになったため、従来のものと比べると、目へのダメージが少なくなりました。時間は10~15分程度で終了し、痛みもほとんどありません。